4月の家計支出1・3%減 昨年の増税直後下回る
総務省が29日発表した4月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は30万480円で、物価変動を除いた実質で前年同月比1・3%減となった。
消費税増税が実施された昨年4月以降、13カ月連続のマイナスで、市場予想(3%程度のプラス)を大きく下回った。
増税直後の昨年4月は駆け込み需要の反動で消費支出が落ち込んだが、ことし4月はその水準をさらに下回り、個人消費の低迷が長引いていることが裏付けられた。
4月は天候不順やサービス関連の消費不振も響き、支出が減少した。
支出の内訳では、リフォームを含む「住居」が20・6%減と大幅に落ち込んだ。
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