長女暴行:傷害容疑で30歳父逮捕 大阪府警
生後数カ月の長女に暴行して重傷を負わせたとして、大阪府警は28日、 父親で会社員の市野竜児容疑者(30)=大阪市浪速区大国1=を傷害の疑いで逮捕した。
「泣きやまずイライラして激しく揺さぶったが、抱きかかえた時に過って落としたこともある」と容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は昨年9~12月、当時住んでいた同市大正区北恩加島(おかじ ま)2の自宅マンションで、生まれたばかりの長女に何らかの暴行を加え、 急性硬膜下血腫など全治約6カ月の重傷を負わせたとしている。
府警捜査1課によると、市野容疑者は当時、妻(29)と長男(1)、長女との4人暮らし。
「妻が外出中だった昨年12月に長女が泣きやまず、頭を上下左右に20回揺さぶった」と供述しているという。
昨年12月7日、体調を崩した長女を妻が病院に運んだ際、虐待を疑った診察医が大阪市こども相談センター(児童相談所)を通じて府警に通報した。
市野容疑者と妻は昨年末に離婚。
長女は今も乳児院で保護され、快方に向かっているという。
【村上正、遠藤浩二】
http://mainichi.jp/select/news/20150529k0000m040154000c.html