戦後、機雷掃海を行ったのは2度
1度目は朝鮮戦争で海上保安庁の特別掃海隊が行った
2度目は湾岸戦争後のペルシャ湾で海上自衛隊が行った
これらはいずれも新しい法を作ることなく長官命令にて動いている
しかも2度目のペルシャ湾での掃海は海自の通常業務として行われたことだ
だから安倍が掃海を武力行使と思っていないのはむしろ正しい
今まで自衛隊は海外で武力行使したことがないのだから掃海は武力行使に当てはまらない
ということは、集団的自衛権がなくとも長官命令だけで掃海できるということだ
集団的自衛権の先例として掃海をやるつもりのようだが
武力行使ではない掃海を集団的自衛権の先例にしようとしているのはかなりおかしい
集団的自衛権の必要性が全くないのにどういう理屈で発動するというのか
過去の掃海は武力行使だったとでも言うのか
交戦が云々という理由も付けられないだろう
掃海だけにポイントを当てているから交戦が~などとは口が裂けても言えない
それを口にすれば反対の声が大きくなり確実に頓挫するからだ
掃海が武力行使に当てはまらず、交戦も出来ないというなら、どんな理由で集団的自衛権でなければならないと言うのか
掃海に焦点を絞ったのはどう考えても失策