岩礁埋め立て、航行の自由に脅威 米次官補が中国を批判
【ワシントン共同】ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は18日の記者会見で、
中国が岩礁埋め立てなどを強行している南シナ海で「航行の自由や飛行の自由の原則が脅かされている」と述べた。
23日からワシントンで開く「米中戦略・経済対話」では、南シナ海をめぐって高まっている緊張の緩和を中国側に迫る考えを強調した。
ラッセル氏は、北朝鮮核問題や地球温暖化対策などで米中両政府は協力しているとした一方、
南シナ海問題では「大きな対立がある」と指摘。
「われわれは、フィリピンやベトナムなどの小さな漁船が、堂々と公海上を航行できる南シナ海を望んでいる」と訴えた。
2015/06/19 05:33 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015061901000923.html