【5月23日 AFP】米上院は23日、国家安全保障局(National Security Agency、NSA)が一般市民に対して実施してきた、大規模な通話データ収集活動を終了させる法案を否決した。
NSAの改革を目指す同法案を支持していたバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領など、推進派にとっては打撃となった。
 下院は先週、同法案を圧倒的多数で可決していた。
民主・共和両党は、テロと無関係の市民数百万人を対象に情報収集を展開していたNSAの活動に制限を加えるべく、結束して審議に臨んでいた。
 だが今回の採決では、法案の審議を進めるために必要な60票に3票届かず、上院通過は見送られた。(c)AFP
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