工藤会トップら 歯科医師刺傷事件で再逮捕へ 5月22日
北九州市の特定危険指定暴力団、工藤会のトップら4人が、北九州市で 歯科医師の男性が刃物で刺され大けがをした事件で犯行を指示した疑いが強まったとして、警察は22日にも組織犯罪処罰法違反の殺人未遂の疑いで再逮捕する方針です。
この事件は、去年5月、北九州市小倉北区の駐車場で、歯科医師の男性が刃物で刺され大けがをしたもので、工藤会系の暴力団幹部ら4人が組織犯罪処罰法違反の殺人未遂の罪で起訴されています。
被害者の男性は、17年前に殺害された漁協の元組合長の孫で、この事件では、工藤会のトップで総裁の野村悟被告(68)らが殺人などの罪で起訴されています。
警察は、歯科医師の男性が刺された事件についても野村被告らの関与を視野に捜査を進めた結果、関係者の供述などから、野村被告とナンバー2で会長の田上不美夫被告(58)など幹部ら4人が犯行を指示した疑いが強まったということです。
警察は、野村被告ら4人を22日にも組織犯罪処罰法違反の殺人未遂の疑いで再逮捕する方針で、事件のいきさつをさらに詳しく調べることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150522/k10010087681000.html