帯広発キャンピングカーに注目
定年を迎えた団塊の世代を中心に、キャンピングカーがブームとなっている。
十勝管内の道の駅では、ゴールデンウイークやお盆などの行楽シーズンに、十数台のキャンピングカーが並ぶ光景も
おなじみになった。
こうした中、キャンピングカー製造販売のドリーム・エーティー(帯広市、浅野秀弘代表)の車種が全国から注目されている。
トヨタのワゴン車「ハイエース」をベースにしたドリーム・エーティー製シリーズ「ウォーク」は、同社がある帯広の工場で
製作し、内装が丈夫で品質が良いことがユーザーに評価されている。
工場はフル稼働しており、「今受注しても11月以降まで待ってもらう状況」(浅野代表)という。
同シリーズは2009年に販売を開始した。
年1回東京で開かれる国際規模の「キャンピングカーショー」に出展し、全国の主要都市で開かれる展示会にも積極的に参加。
ユーザーの評価が高く、雑誌に紹介されるなど知名度が上がってきた。
輸送費の面では帯広は不利だが、同社は「関東の価格では売れない。品質はしっかりとした上で、十勝でも売れる価格」
を目指して製作してきたことが全国的な人気につながった。
受注が多い「スーパーロング・ワイドボディー・ハイルーフ」のタイプA(四輪駆動)で1台439万5600円と、同じような
内装と使用資材で他社と比べ約1割安価という。
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