韓国系米国人がマクドナルドで店長から暴力、訴訟を起こす弁護側は「明らかなヘイトクライム」―韓国メディア
韓国聯合ニュースの中国語サイトは１３日、
今年２月に米ニューヨークのマクドナルドで店長から暴力を振るわれ、ケガをした韓国系米国人の金氏が１３日、
現地法律事務所を通じて民事訴訟を起こしたと報じた。
マクドナルド本部 とニューヨーク支社、クイーンズ区店の店長を相手に慰謝料として１０００万ドルの支払いを求めている。
２月１６日午後、金氏はクイーンズ区フラッシング・メインストリートにあるマクドナルドでコーヒーを注文した際、１０数分も列に並んだ。
店内には当時、店員が４人いたが、３人はおしゃべりに夢中で接客していたのは１人だけだった。
金氏は自分の番になり、「ものすごく待たされた」と愚痴ると、店員の後ろにいた女性店長（５０）がこれを聞きつけ、
「私たちはあなたのような人にコーヒーを売っていない。さっさと出て行け」と大声で怒鳴った。２人は口論を開始。
金氏は携帯電話のカメラでこの様子を撮影しようとしたところ、店長は長さ１．５メートルのほうきで金氏に殴り掛かった。
金氏は右手を負傷し、携帯電話も壊れた。
通報を受けた警察が現場に駆けつけ、監視カメラや目撃者の証言により、店長を逮捕して警察署に連行した。
金氏はケガにより仕事ができなくなり、精神的にも大きなダメージを受けた。
依頼を受けた法律事務所は「事件当時、店内にはアジア系は金氏しかいなかった。
店長が『あなたのような人』といったのは明らかにヘイトクライムだ」との見解を示している。（編集翻訳 小豆沢紀子）
2014年04月15日 新華経済
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