ナイフ刺さった弟と警察署に、殺人容疑で兄逮捕
20日夜、53歳の男が胸にナイフが刺さった状態の弟を車に乗せて、栃木県の警察署に現れました。
弟はその後、死亡し、警察は男を殺人の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは栃木市の会社員、伊東和彦容疑者(53) で、20日午後9時ごろ、自宅敷地内に停めた軽トラックの中で、同居する弟の勉さん(44)の胸を果物ナイフで刺して殺害した疑いが持たれています。
その40分後、伊東容疑者は、ナイフが刺さった状態の勉さんを乗せて、軽トラックで栃木警察署に出向き、勉さんは病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
取り調べに対し、伊東容疑者は「車の中で口論となり、弟がナイフを胸にあてて『死にたい』と騒いだので、止めようともみ合ううちに刺さってしまった」と、殺意を否認しているということです。(21日15:17)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2497312.html