貯蓄平均1798万と2年連続増、ただし負債も
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20150519-567-OYT1T50097.html
総務省が19日発表した2014年の家計調査(速報)によると、1世帯(2人以上)あたりの貯蓄の平均残高は、前年比3・4%増の1798万円と2年連続で増えた。
株価の上昇で有価証券の評価額が増え、比較可能な02年以降では最高となった。
貯蓄残高には、預貯金や生命保険、株式などの有価証券が含まれている。内訳は普通預貯金が380万円、定期預貯金が758万円、生命保険などが371万円、有価証券が251万円など。
サラリーマン世帯は1290万円、世帯主が60歳以上で無職の世帯では2372万円だった。
貯蓄のある世帯のうち、全体の真ん中に位置する世帯の残高(中央値)は1052万円だった。3分の2の世帯が平均貯蓄額を下回っており、一部の富裕層が全体を押し上げている。