松野新代表の会見要旨
維新の党の松野頼久新代表が19日行った記者会見の要旨は次の通り。
?民主党との共闘や野党再編に関する考えは。
まずはわが党が新体制の中でしっかり有権者に根付くことが大事だ。
必ず国民から強い野党が必要だという声が上がってくる時期があると思うので、そのときにはしっかり結集できるように準備したい。
?憲法改正を軸とした安倍政権との連携は。
国民のいろいろな疑問点を国会の中で追及するのも野党の仕事だ。
野党勢力を結集し、政権交代を目指すことを今年の党大会で決議している。
ただ、憲法に関しては政局を排し、胸襟を開いて話し合う用意があると常々申し上げてきた。
そのスタンスを変えるつもりはない。
?橋下徹最高顧問(大阪市長)の引退表明で難しい状況にあるが。
橋下氏という偉大な政治家の引退表明は党にとって大変厳しいが、政党は執行部、代表が代わりながら進化していくものだ。
橋下氏の思いを発展させるべく努力したい。
道州制、一院制、首相公選制など統治機構改革の旗を下げるつもりはない。
?安全保障関連法案に対するスタンスは。
政府から丁寧に審議しようというものが伝わってこない。充実した審議を求めていきたい。
(2015/05/19-19:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015051900864