「日本指導者は未来志向で」=遠回しに姿勢変化求める?-国連総長
【ソウル時事】潘基文国連事務総長は19日、訪問先のソウルで開かれた国際会議で演説し、3月の日中韓外相会談に関し「引き続き3カ国会談が活性化することを期待する」と述べた。
その上で、「日本の指導者も未来志向の接近方法を選んでほしいと言いたい」と語った。聯合ニュースが報じた。
潘氏の発言について、聯合は「韓国と歴史問題で対立する日本の積極的な姿勢変化を遠回しに求めたとみられる」と伝えた。
潘氏は「次世代のアジアの人々が希望を持ち、潜在力を発揮できる基盤をつくらねばならない」とも話した。
潘氏は2013年、ソウルでの記者会見で「日本政府の指導者は、深い省察と国際的な未来へのビジョンが必要だ」などと発言し、日本政府の反発を買った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015051900429