2015年5月14日、合衆国陸軍宇宙・ミサイル防衛コマンドは、超小型衛星の技術を利用した戦域通信実験衛星3機を間もなく打ち上げると発表した。キューブサット3Uサイズの衛星は、将来は行動中の軍に短期間で衛星通信の機能を提供する、”宇宙の携帯電話基地局”を目指して開発されている。
NASAのマーシャル宇宙飛行センターを要する米陸軍駐屯地、レッドストーン兵器廠では、ロケット工学者トラヴィス・テイラー博士らのチームが、超小型衛星『SMDC-ONE』シリーズを開発している。SMDC-ONE通信衛星は、地球低軌道上にキューブサット級の超小型衛星を複数機、迅速に展開して1年程度のミッション期間で低コストに通信機能を提供するシステムを目指している。無線通信装置を持って行動中の部隊の通信を支援するためのもので、限られた地域に通信ビームを集中させ、通信妨害にも強いという。
以下ソース
http://senews.jp/satellite/2015/05/17/680