【ロンドン共同】英紙インディペンデントは16日、英国貴族らが伝統スポーツとして長年続けてきたキツネ狩りが10年ぶりに復活する見通しだと伝えた。
2005年に施行された全面禁止法が、禁止反対派の多い与党保守党の総選挙での大勝で廃止される公算が大きくなったためという。
300年の歴史を持つキツネ狩りはハンターが猟犬と共にキツネを追い回して殺す。「残酷」との批判から当時の労働党政権下で禁止された。ただ伝統文化の継承を訴える声も強く、国論を二分する騒動となった。
7日に行われた総選挙で、保守党は下院で単独過半数を獲得した。
http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015051701001429.html