医師9割「刑事罰に不安」 10月から新事故調制度
新たな医療事故調査制度が10月に始まるのを前に、医師専用の情報交換サイトを運営する「メドピア」(東京)が「医療事故の刑事罰」に関する意識を会員の医師に聞いた結果、回答した計3820人のうち約9割(3466人)が「不安を感じる」と答 えたことが16日、分かった。
10月からの医療事故調査制度では、「刑事責任追及や民事訴訟に利用される」との医療側の指摘を受け、遺族への調査報告書交付が「努力義務」にとどめられた。
今回の調査でも、刑事責任追及に対する医療関係者の懸念の強さがあらためて浮き彫りになった。
一方、医療事故の遺族からは「医療側がきちんと対応すれば医師の刑事罰を望む遺族はほぼいない」として、公正な調査と十分な説明を尽くすよう求める声が出ている。
以下ソース
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H0G_W5A510C1000000/