中国産の低価格キムチ、韓国人の食卓を占領=輸入キムチの99%が中国産、価格は韓国産の3分の1―中国メディア
2015年5月17日、中国・環球時報(電子版)は、中国産の低価格キムチが韓国人の食卓を占領していると報じた。
17日付の韓国・聯合ニュースによると、
10年から今年4月までのキムチの貿易赤字が8409万ドル(約100億円)に達することが、韓国関税庁が同日公表した統計で分かった。
韓国産キムチの輸入額は輸出額を大幅に上回っている。
韓国が輸入するキムチの99%は中国産であり、その輸入量は毎年20万トンを超え、韓国人の食卓を占領するまでになっている。
白菜キムチを例にとると、中国産の価格は韓国産の3分の1ほどで、価格競争力が高い。
中国産キムチは、韓国国内の飲食店のほか、病院、学校給食、社員食堂などに浸透している。
高速道路のサービスエリアで販売されているキムチの95%が中国産だ。
一方で、中国が厳しい衛生基準を設けているため、韓国産キムチの対中輸出はほぼゼロに近い。
韓国産キムチの最大の輸出国は日本だが、円安などの影響で輸出が減少を続けている。
農林畜産食品部の関係者は「キムチの輸出が日本に集中しており、
中国市場など輸出先の多角化を推進している」と話した。(翻訳・編集/柳川)
2015年5月17日(日) 16時42分 Record China
http://www.recordchina.co.jp/a109091.html