韓国メディア・ソウル経済は14日、「韓国と日本の経済界が声を合わせ、韓日通貨スワップ協定の復活を求めた」と報じた。
記事によると韓日経済協会は同日、13日にソウルのロッテホテルで開かれた「日韓経済人会議」で、日韓通貨スワップ協定の
復活や韓国の環太平洋経済連携協定加入、日中韓自由貿易協定(FTA)の早期締結などを求める共同声明を採択したことを明らかにした。
経済人会議では、韓国経済研究院のノ・ソンテ元院長が「韓日通貨スワップ協定の中断は、アジアの金融協力の精神に合致しない
措置」と指摘、「協定復活を模索し、両国間の和解を金融・経済部門からスタートすべきだ」と訴えたという。これに参加した日韓企業も共感したという。
会議ではこのほか、韓国の「T-money」と日本の「Suica」といった交通カードや銀行カードの連携を推進するなど、情報通信技術分野での
協力を拡大することでも合意。2018年平昌冬季五輪と2020年東京五輪開催のために相互に努力することにした。
一方、共同声明は日韓首脳会談の早期実施も要求している。韓日経済協会のキム・ユン韓国代表は「経済人は首脳会談が早期に開かれることを
望んでいる。共同声明を通じて、両国が一つの経済圏を形成し、共に成長、共同繁栄の時代を構築することを提案した」と話している。
この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「これまでに朴大統領が世界を回って日本の悪口を言ってきたのに、今さら通貨スワップをやってほしいと頭を下げたら、恥ずかしくないか?」
「日本人は韓国の製品をぜったいに買わない。何のためにFTAや通貨スワップを締結する?」
http://news.livedoor.com/article/detail/10116406/