前段 極秘。試案にして法的拘束力無し
第一項「共同宣言の方針案」
・一切ノ国家ノ領土保全及主権ノ不可侵原則 (お互いに侵略は禁止)
・他ノ諸国ノ国内問題ニ対スル不関与ノ原則 (他国の内政に関与できなくなるが日本関与されなくなる)
・通商上ノ機会及待遇ノ平等ヲ含ム平等原則 (自由貿易の実現、ABCD包囲網の解除、日本の安い製品が世界を席巻することに)
・紛争ノ防止及平和的解決並ニ平和的方法及手続ニ依ル国際情勢改善ノ為メ国際協力及国際調停尊據ノ原則 (いまの国際司法裁判所みたいなもの)
第二項
・イギリス・中国・日本・オランダ・ソ連・タイ・アメリカ間の多辺的不可侵条約の提案
(アメリカ大陸からユーラシア大陸に跨がる夢の世界同盟が実現)
・仏印の領土主権尊重、仏印との貿易及び通商における平等待遇の確保 (侵略せずとも日本は貿易でベトナムの資源獲得が可能に)
・日本の支那(中国)及び仏印からの全面撤兵 (莫大な借金の原因になっていた軍事費の削減ができ、滞っていた内政に力を入れられる)
・日米がアメリカの支援する蒋介石政権以外のいかなる政府も認めない (共産党は潰れ、民主的な中国政府が樹立する)
・英国または諸国の中国大陸における海外租界と関連権益を含む1901年北京議定書に関する治外法権の放棄について
諸国の合意を得るための両国の努力 (中国が侵略され続ける時代の終わり。アジア平和の実現)
・最恵国待遇を基礎とする通商条約再締結のための交渉の開始 (アメリカと最良の待遇で貿易ができる。日本にも大きな利益)
・アメリカによる日本の資産凍結を解除、日本によるアメリカ資産の凍結の解除 (動かせなかった資産が自由に動かせるようになる)
・円ドル為替レート安定に関する協定締結と通貨基金の設立 (これで為替が不安定になることもなく貿易も順調に)
・日米が第三国との間に締結した如何なる協定も、太平洋地域における平和維持に反するものと解釈しない。
(日独伊三国軍事同盟の無効化。欧州の狂犬ナチスや足手まといイタリアを捨てられる)
・本協定内容の両国による推進 (日本だけでなくアメリカも実行する義務を負う)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88