東京税関成田支署と千葉県警成田国際空港署は15日、覚せい剤約1.6キロをテキーラに溶かし
密輸入しようとしたとして、関税法違反などの疑いでメキシコ人女子大学生
アンドレア・ファリアス・エスコバル容疑者(23)を逮捕したと発表した。
同容疑者は「友人に『テキーラを運べばただで日本旅行をさせてあげる』と言われ、
何かよくない物が入っているとは思ったが、覚せい剤とは知らなかった」と話しているという。
逮捕容疑は4月27日午前6時50分ごろ、瓶2本に入ったテキーラに覚せい剤を混入させ、
メキシコから成田空港に密輸入しようとした疑い。
同支署によると、1本のふたに白い粉が付着しており、税関職員が検査したところ、
テキーラに覚せい剤が溶け込んでいることが判明した。
水分を蒸発させると、覚せい剤の成分を取り出せるという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015051500947