給食麦ご飯にたばこ、別クラスでも男児吐き出す
千葉市稲毛区の市立千草台東小学校で１１日、配送された給食の麦ご飯に、たばこが混入していたことが分かった。
千葉市教委保健体育課が１４日発表した。
問題の麦ご飯は、大網白里市の食品会社が炊き、納入した。同社に給食米を提供する県学校給食会と同課によると、５年生のクラスで１１日、給食当番がたばこのフィルターを発見。このクラスは麦ご飯を食べなかった。フィルターに熱が加えられた形跡はなく、炊き上がりから配膳までの間に混入した可能性が高い。給食会と山武保健所が同社に立ち入り調査を行い、給食会は当面の間、同社に米飯納入停止措置を取り、混入原因を調査している。フィルターは専門機関に提出し、詳しく調べている。
１１日の同校６年生のクラスでは、男児が同じ会社が納入した麦ご飯を食べ、違和感があったため、吐き出した。たばこの葉が混入していた可能性があるとして、吐き出したものは、別の専門機関に検査を依頼した。
2015年05月15日 13時23分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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