【ワシントン共同】
冷たい深海にすむ魚アカマンボウの一種が、全身を周囲の水温よりも高く保つ仕組みを
持っていることを確かめたと、米海洋大気局(NOAA)のチームが米科学誌サイエンスに14日発表した。
えら近くの血管構造が特殊だった。似た血管はマグロやサメの体の一部にもみられるが、
アカマンボウは全身の血が通るえらの近くにあることで、体全体を温かく保つことができる。
アカマンボウは世界の深海に広く生息し、日本でも食用に流通する大型魚。
胸びれを動かして素早く動けるのが特徴で、温かい血が獲物を追い回す体力の源になっているらしい
ソース
http://www.daily.co.jp/society/science/2015/05/15/0008027706.shtml