国連安保理改革で多国間交渉開始 日独など4カ国提示「常任理事国5カ国から11カ国へ」案の行方は? #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/05/15(金) 06:31:01.05 ID:QPxL35hr

 【ニューヨーク=黒沢潤】国連創設70年に合わせ、安全保障理事会改革に関する多国間交渉が14日、ニューヨークの国連本部で2日間の日程で始まった。
日本など4カ国グループ(G4)は常任理事国枠を拡大するなどの改革案を提示。
しかし、韓国やイタリアなどで構成する「コンセンサス・グループ」は常任理事国枠の拡大に反対姿勢を示しており、G4としては大票田のアフリカ連合(AU)から支持を取り付けられるかがカギとなる。

 日本とドイツ、インド、ブラジルのG4案は、常任理事国枠を現在の5カ国から11カ国に増やすとともに、非常任理事国を10カ国から14~15カ国に増やすことが柱。
2005年のG4案では、非常任理事国枠を14カ国と明記したが、今回、アフリカ地域への配分を「1」から「1または2」とした。
2カ国増を主張するAU(加盟54カ国)から支持を取り付けたい狙いがある。

 ただ、常任理事国が持つ拒否権をめぐっては、G4案が「15年間凍結」としているのに対し、AUは即時付与の実現を主張しており、調整が必要となる。

 05年以降の安保理改革をめぐる多国間交渉では、「(各国、グループが独自案を)単に読み上げて終わり」(安保理外交筋)という例が多く、意見集約は容易でなかった。
今回は各国代表の演説に加え、質疑応答の機会も設け、クテサ国連総会議長が退任する今秋までに「交渉用文書」をまとめ上げたい考えだ。

 安保理改革の実現には、国連憲章改正決議案が総会で加盟国(193カ国)の3分の2(129カ国)以上の賛成により可決される必要がある。
その後、現常任理事国の5カ国を含む加盟国3分の2以上の批准も必要となる。

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