「暖を取る程度なら…」都の言葉を逆手に木くずを野焼き容疑で建設業の社長ら逮捕 警視庁
コンクリート製造に使った木製合板を会社の敷地で野焼きしたとして、 警視庁生活環境課は廃棄物処理法違反(焼却禁止)容疑で、建築業「大樋建設」(東京都東大和市)社長、樋口聖和(まさかず)容疑者(47)= 同市南街=と従業員ら3人を逮捕した。
同課によると全員容疑を認めている。
木製合板は産業廃棄物となり、ダイオキシンが出ないよう中間処理施設で有料で処分しなければならない。
平成20年に住民からあきる野市に苦 情があり、市と都が計17回行政指導。
7年間の焼却量は488トンにの ぼるとみられる。
逮捕容疑は1~3月、同社の資材置き場で、産業廃棄物の木くず計約5 40キロを燃やしたとしている。
樋口容疑者は「『暖を取る程度なら燃やしていい』と都に言われたのを逆手に取って、燃やすよう指示していた」 と話しているという。
http://www.sankei.com/affairs/news/150514/afr1505140017-n1.html