重要なことは、CG全盛の世界状況の中で、手描きとCGが混在する独自の進化を遂げてきた、
日本のハイレベルな動画技術を守ることではないだろうか。
■国産アニメを守るために必要なことは?
たとえば、元虫プロのスタッフが立ち上げた「京都アニメーション」(『涼宮ハルヒの憂鬱』『けいおん!』他)や、
元タツノコプロのスタッフによる「P.A.WORKS」(『花咲くいろは』『Angel Beats!』他)といった制作会社は、
地方に拠点をおき、外注しないで社内で制作すべてを賄ったり、寮制度を取り入れるなどして、
アニメーターたちの待遇や福利厚生を充実させ、質の高い作品を生み出している。
なお、P.A.WORKSは2014年10月より2クールにわたって放送されたTVアニメ『SHIROBAKO』でアニメ制作現場をリアルに描き、
問題提起とも取れる内容でも話題を集めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150513-00000348-oric-ent