新疆で連続自爆、6人死亡か=ウイグル族抑圧政策に不満?中国
【北京時事】米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)は 13日、中国新疆ウイグル自治区ホータン地区ロプ県で11日夜と12日朝に連続して検査所を狙った自爆事件が発生したと伝えた。
容疑者を含む6人が死亡、4人が負傷したという。
自治区内の地元政府は、ひげをたくわえたり、頭部をスカーフで覆ったりするウイグル族の習慣や文化に対する抑圧政策を強化している。
ウイグル族の間では、ウイグル族を監視する検査所に対する不満が高まっており、これが事件につながったとの見方が出ている。
11日夜には容疑者が検査所に爆弾を投げ、この容疑者と警官2人が死亡した。
地元警察が厳戒態勢を敷く中、12日朝には同じ検査所で、容疑者2人が体に縛り付けた爆弾を爆発させ、2人と警官1人が死亡し、警官4人が負傷した。
(2015/05/14-09:05)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015051400123