治安維持法 犠牲者を紹介 活動記録など冊子に
2015年05月13日
国民の思想・信条を取り締まるため、1925年に制定された治安維持法によって県内で弾圧を受けた人たちを紹介する「治安維持法等弾圧略史と犠牲者名簿 三重・抵抗の群像(第2集)」が発行された。
弾圧を受けた人たちへの補償を求めて活動している治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟(東京)の三重県本部が編集した。
県本部は、弾圧された人たちのうち、労働組合運動に携わった野口平民さん、プロレタリア俳句運動で活躍した野呂新吾さんら県内で知られている10人に焦点をあてた「社会運動と治安維持法 三重・抵抗の群像」を2009年に発行しており、今回はその続編となる。
http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20150512-OYTNT50250.html