サムスン大幅減収減益 1~3月、スマホが苦戦
韓国のサムスン電子が29日発表した2015年1~3月期の連結決算は、
本業のもうけを示す営業利益が前年同期比約30%減の約5兆9800億ウォン(約6640億円)、
売上高は同約12%減の約47兆12 00億ウォンだった。主力のスマートフォン事業の苦戦が響いた。
営業利益は前期比では約13%増えた。
部門別にみると、スマホを柱とするIT・移動通信部門の利益は2兆7400億ウォンで、前年同期比約57%減。
ただ、前期比では約40%増となり、14年7~9月期を底に2期連続で改善した。
新型スマホ「ギャラクシーS6」の販売実績が反映される今年4~6月期は、さらに改善する可能性がある。
堅調な半導体部門も業績を支えた。一方で、家電部門は1400億ウォンの赤字となった。
今回の発表は、7日に公表した暫定集計の確定値。(共同)
2015.4.29 12:30
http://www.sankei.com/economy/news/150429/ecn1504290031-n1.html