http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150508/k10010072911000.html
韓国は「朝鮮半島の人々が強制徴用された場所が含まれており、世界遺産の理念には合わない」などとして登録に反対しています。
これについて岸田外務大臣は「今回の遺産は、対象の年代が1850年代から1910年とされており、
韓国が主張しているような朝鮮半島出身の旧民間人の徴用工の問題とは年代や歴史的な位置づけ、
背景が異なる。あくまで産業遺産としての顕著な価値に着目したものだ」と述べ、
韓国側の主張は当たらないという認識を示しました。
「韓国の前の大臣からこの話が出たときにかなり詳しく説明し、そのあと特に反論はなかったのでご理解をいただいたのかなと思っていたが、
大臣が代わり、韓国側が懸念を示していることは承知している。
外務省と連携しながら韓国に対して丁寧に説明していくことで理解が得られるよう、わが国としても努力していく必要がある」と述べました。