鎮守の森再生願い500人が植樹 南相馬の山田神社
南相馬市鹿島区北海老の山田神社で3日、鎮守の森の再生を願う「みんなの鎮守の森植樹祭」が催された。
日本財団の被災神社再建プロジェクトの一環で、市内外から約500人が参加した。
神社周辺は東日本大震災の津波で木々が流失した。参加者は震災の犠牲者に黙とうをささげ、アカガシ、ヤマザクラ、サカキなど25種類約3000本の苗を、一つ一つ丁寧に植えた。
森幸彦宮司は「皆さんが気持ちを込めて植えた苗が100年、200年後の子孫に受け継がれることを願う」と話した。
同神社は震災前、相馬市蒲庭にあったが、津波により流失した。かつて祭られていた鹿島区の現在の場所に遷座された。
http://www.minpo.jp/news/detail/2015050422587