ウィーンで「9.11」題材のケーキ、悪趣味と批判
[ウィーン 5日 ロイター] - オーストリア・ウィーンのパン職人が作ったケーキが騒動を巻き起こしている。
同国の2大政党を2001年9月の米同時多発攻撃で崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル(WTC)に
なぞらえ、野党の飛行機から攻撃を受けている様子を表現したためだ。
タブロイド紙「Heute」のウェブサイトでは、「趣味の悪い風刺」「テロをあおるものだ」との批判が寄せら れた。
このケーキを製作したパン職人トーマス・キーンバウアーさんは
「『(社会民主党=SPO=と国民党=OVP =による)大連立』の崩壊を表現しようとした」
と話しており、正当な政治評論だと主張している。
http://s2.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20150507&t=2&i=1046365680&w=450&fh=&fw=&ll=&pl=&r=LYNXMPEB4604D.jpg
2015/05/07
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKBN0NS09P20150507