競技の枠を超えた「障がい者サッカー」の歴史的一戦
試合は40分ハーフ。
ろう者側は、前半は東日本選抜が出場し、後半は日本代表が出場するという、やや変則的なレギュレーションで行われた。
この試合で個人的に注目していたのは、コーチングがゲームに与える影響である。
素人感覚では、声出しのコーチングが可能な知的障がいサッカーが優位に試合を進めるのではないかと思っていた。
ところが予想に反してゲームの主導権を握っていたのは、ろう者サッカー。彼らは1対1での強さに加え、
パスの正確さと攻守の連動性で相手を圧倒した。スコアは前半2-0、後半2-1と、いずれもろう者サッカーが勝利。
知的障がいの選手たちも、メンバー交代が限られた中でよく奮闘したが、実力差は明白であった。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/utsunomiyatetsuichi/20150506-00045454/