【ワシントン共同】米海洋大気局(NOAA)は6日、世界の大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が今年3月、月平均で観測史上初めて、
地球温暖化の危険水準とされる400ppmを超えたと発表した。
CO2濃度は2013年5月にハワイのマウナロア観測所で初の400ppm超を記録するなど局所的に大台を超える例もあったが、
今回は世界40カ所の大気サンプルを分析した結果。温暖化を引き起こすCO2の増加傾向が世界規模で続く深刻な状況が浮き彫りになった。
NOAAは、人間活動の影響を受けにくい離島や海上などの大気サンプルを米コロラド州の研究施設に集めて分析した。
http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015050701000731.html