米、韓国大統領の批判に同調せず 安倍首相の米議会演説
米国務省のラスキ副報道官代行は5 日、
韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が、安倍晋三首相の米議会演説で歴史問題について謝罪がなかったと批判したことについて、
直接の論評は避けつつ、「(首相の)訪問がとても成功だったことは明らかだ」と語った。
朴大統領の批判には同調しなかった。
朴大統領は4日、安倍首相の米上下両院合同会議での演説について
「慰安婦の被害者をはじめ歴史問題について真に謝罪することで、隣国の信頼を強化できる機会を生かせなかった」と批判。
米国でも多くの批判があると語っていた。
これについて、ラスキ氏は
「何度も述べたように首相の訪米は成功で、首相の(米国などとの)和解に対する前向きなメッセージに感謝する」と述べた。
2015年5月6日10時46分 朝日新聞社
http://www.asahi.com/articles/ASH561RFTH56UHBI003.html