福島開催で復興経験共有＝中国意識し関係強化?島サミット
政府は２２、２３両日に福島県いわき市で「第７回太平洋・島サミット」を開く。
東日本大震災の被災地に太平洋島しょ国の首脳を招待し、復興の経験を共有する狙いがある。
中国が影響力を強める中、これらの国との一層の関係強化が課題となる。
太平洋・島サミットは日本の呼び掛けで１９９７年に始まり、３年に１回のペースで開催。
今回は日本を含む１７カ国・地域が参加する予定だ。
２０１２年の前回会合に初参加した米国は出席しない見通しだ。
島しょ国では地震やサイクロンなど自然災害が多発している。
政府は各国首脳を被災現場に案内するなどして、復興や防災に関する知見を広めてもらう方針だ。（2015/05/05-14:24）
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015050500192