三国志にはさまざまな性格を持った人物が登場するが、この陳宮(ちんきゅう)ほど「策士」という言葉が似合う男もいない。とにかく策士すぎて、その真意は永遠の謎とされているほどだ。
陳宮は当初、曹操に仕える参謀だった。ところが突如反乱を起こし、以降は呂布の参謀となり、「反曹操」の急先鋒として立ちはだかることになる。乱を起こした動機は、正史『三国志』に記されておらず、不明である。その代わり、小説『三国志演義』には、曹操と決別にいたる重要な事件が描かれる。
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