来台中の野田前首相、震災追悼式での台湾冷遇を改めて謝罪
(台北 1日 中央社)民主党の野田佳彦前首相は先月30日、台北市内で講演し、首相在任中の2012年3月に日本政府が開催した「東日本大震災1周年追悼式」で、
台湾の代表が指名献花から外されるなどの冷遇を受けたことについて、配慮が足りていなかったとして改めて謝罪した。
30日に台湾入りした野田氏はこの日、「日本再生と台日関係」をテーマに講演。震災後の支援について、大雨の中、大きな傘を差し出し助けてくれたようなことだと感謝し、台湾は真の友人であると述べた。
一方、台湾が今月15日から実施する、日本産食品への輸入規制強化に対しては遺憾の意を示し、科学的視点に基づく対応を求めた。
野田氏は3日まで台湾に滞在予定で、1日午後には馬英九総統と会談する。
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201505010003.aspx