シェアハウス:注目集める「猫付き」 保護猫の居場所確保
猫と一緒に住みたい1人暮らしの人向けに「猫付きシェアハウス」という物件が登場し、注目を集めている。
通常は一つの住宅を複数の人が共有して住むものだが、そこに複数の猫も「同居」する。
飼い主の高齢化による飼育困難などで行き場を失い、殺処分を前に保護された猫(保護猫)たちで、猫の保護団体と不動産業者が協力して運営する。
住人は猫の命を救う居場所作りにも貢献できる。
このシェアハウスを発案したのは、 猫の殺処分ゼロを目指し、東京近郊の保健所や動物愛護センターなどから猫を保護する活動を行う
NPO法人「東京キャットガーディアン(以下、TC G)」(豊島区)の山本葉子代表(54)だ。
これまでに も猫と触れ合える開放型の シェルターや猫付きマンションなどを手がけ、年間約700匹の保護猫を新たな飼い主へ譲渡している。
「運営する施設は常に(TCG で可能な)保護数上限の350匹を抱える状態。
もらわれにくい成猫や年を取った猫、ハンディキャップのある猫などの居場所を確保したかった」と山本代表は言う。
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