2月6日のことだった。なんとも不思議な国会審議が目の前で繰り広げられていた。日本を元気にする会のアントニオ猪木参院議員が、参院決算委員会で質問に立ったときのことだ。といっても、質問はあったのか、という内容だった。
早口でお決まりのフレーズの「元気ですかっ!」で切り出したのはご愛嬌(あいきょう)としても、その後に「前に注意されたので、ボリュームを半分に落としました。ご了承ください」とは。
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質問はまだ始まらず、プロレスラーとして世界的ボクサーのモハメド・アリ氏との異種格闘技戦に挑んだときの話題、そしてその次は、
ノーベル平和賞を受賞したパキスタン人のマララ・ユスフザイさんに今年1月に面会した話に及んだ。
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そのまま質問らしい質問はほとんど見られずじまいで、締めくくりには
「時間が来たので終わりますが、できればこの次は『1、2、3、ダー』をやらせていただきます。どうもありがとうございました」。
これには傍聴席も、周囲の議員らも「えっ?」と苦笑するほかなかった。
続きは以下ソース
http://www.sankei.com/premium/news/150428/prm1504280009-n1.html