JASRAC音楽著作権契約、「他業者の参入排除」 最高裁
テレビやラジオで使われる楽曲の著作権管理事業を巡り、日本音楽著作権協会(JASRAC)の契約方法が
独占禁止法違反(私的独占)にあたるかどうかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は
28日、独禁法違反ではないとした公正取引委員会の審決を取り消す判決を言い渡した。
「他事業者の参入を排除している」とした一審・東京高裁 の判断が確定した。
東京高裁は13年11月の判決で「他の事業者を排除する効果が ある」と認めて公取委の審決を取り消し、
「公取委は改めて当否を判断すべきだ」と述べた。公取委側は最高裁に上告していた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG28H41_Y5A420C1000000/