アメリカの新聞が、「総理のアメリカ訪問の成功は安倍総理が日本の戦時中の歴史にどれだけ誠実に向き合うかにかかっている」などと論評したことに対し、日本政府は外務報道官名で反論を投稿しました。
アメリカのニューヨーク・タイムズ紙は20日、「安倍総理と日本の歴史」と題した社説で、「安倍政権は歴史を粉飾しようとすることで問題を複雑化させてきた」、
「過去に対する批判を否定しようとするようでは、日本がより大きな役割をしっかり担うことはできない」などと、安倍総理の歴史認識を批判する社説を掲載しました。
これに対し、日本政府は外務省の川村外務報道官の名で、「安倍政権には『歴史を粉飾』または『過去に対する批判を否定』する意図は全くないことをお伝えしたい」などとする反論を投稿しました。
投稿は、また「安倍総理の米国訪問は日米の同盟は地域の平和と安全の礎であり、グローバルな協力の基盤であり続けるべきことを再確認する歴史的な機会となるだろう」と締めくくっていて、
27日付のニューヨーク・タイムズ紙に掲載されています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2479456.html