(CNN) オリンピックの男子陸上競技金メダリスト、ブルース・ジェンナーさん(65)が、米ABCテレビの番組で「私は女性」と宣言し、ソーシャルメディアで波紋が広がっている。
ジェンナーさんは数カ月前からパパラッチに追い回され、女性的な容姿になって口紅やピアス、マニキュアをするようになったと伝えられていたが、24日夜に放送されたABCの番組でインタビューに答え、「どう考えても私は女性」と言い切った。
この発言を受けて、短文投稿サイトのツイッターにはジェンナーさんを支持する家族や有名人の投稿が相次いだ。
娘のケンドール・ジェンナーさんは「あなたのことをとても誇りに思います」と表明。もう1人の娘のカイリー・ジェンナーさんは「私にとってはとてもつらかった」と打ち明けながらも「あなたのことを誇りに思います」と書き込んだ。
前妻の娘でタレントのキム・カーダシアン・ウエストさんは、「愛とは真実のベストバージョンの自分自身を生きること。ブルースは愛。アイラブユー、ブルース」と祝福のコメントを寄せた。
長年にわたり同性愛を支持してきた歌手のレディ・ガガさんや、トランスジェンダーの女優ラバーン・コックスさんも賛同のコメントを寄せている。
一方で、戸惑いを隠せないユーザーも存在し、旧約聖書の1節を根拠に「聖書では禁じられている」と書き込んだ男性や、「まだ混乱している」と書き込んだ女性もいた。
ソースはこちら http://www.cnn.co.jp/showbiz/35063797.html?tag=top;topStories