中国人を中傷する落書き消しアートに 川口・芝園団地
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/04/27/07.jpg
多くの中国人の住民が住んでいる川口市芝園町のUR機構・芝園団地(約2500世帯)で26日、
中国人を中傷する落書きで埋まっていたテーブルに日中住民が色とりどりの手形を押し、楽しいアート作品に生まれ変えらせた。
団地の共有スペースにあるテーブルには「中国人帰れ」などの 落書きがあったが、「落書きを消してアート作品にしよう」と大 学生たちが提案。
団地自治会(平光四郎会長)や団地商店会(津田恭彦会長)、URが賛同し、17日に日中住民によって落書き を青いペンキで塗りつぶした。
参加者たちは、自分の手に黄色や水色、ピンクなど色とりどりの塗料を塗って、テーブルにぺたんと押しつ けた。
手形がくっきりと残ると、誰もが顔をほころばせ、釣られて周りのメンバーも笑顔を見せた。
落書きを見つけて「どうしたらいいだろう」と大学生たちに相談した自治会の防災担当、岡崎広樹さん(3 3)は
「落書きのテーブルが素晴らしいものになり感動した。とても意義ある取り組みだと思う」と話していた。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/04/27/07.html