福島の原発事故はもっぱら津波による全電源喪失によって引き起こされたものだったのか、
それとも津波が到達する前の大地震の地震動によって、原発は既に制御不能な状態に陥っていたのか。
その答えによって、現在の原発の新規制基準への評価は180度変わってくる。
福井と鹿児島の相矛盾するかに見える司法判断の背後には、事故原因に対する認識のギャップがあった。
それにしてもわれわれの多くは、福島第一原発の事故は津波によって全電源停止が起きたことが
事故の原因だったと理解しているのではないか。だから、津波対策さえ万全にしておけば、
再び原発事故が起きる可能性はそれほど心配しなくてもいいもののように思っていないだろうか。
しかし、実は事故の原因が本当に津波だけだったのか、それとも地震によって既に原発は
危機的な状況に陥っていて、そこにとどめを刺すように津波が襲ってきたのかは、
未だにはっきりとはわかっていない。
抜粋してます
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150425-00010000-videonewsv-soci