欧州目指して線路沿い歩いていた14人が死亡
地中海で難民や移民を乗せた船の事故が相次いでいますが、陸路でも、アフリカなどから西ヨーロッパを目指して
線路沿いを歩いていた人たちが旧ユーゴスラビアのマケドニアで列車にはねられ、14人が死亡しました。
マケドニア中部で23日夜、走行中の国際列車の運転士が前方の線路沿いに多くの人が歩いていることに気付き、
警笛を鳴らしてブレーキをかけましたが間に合わず、次々と人をはねました。
地元メディアによりますと、線路沿いを歩いていたのは西ヨーロッパを目指していた
ソマリア人やアフガニスタン人らおよそ50人で、このうち14人が死亡しました。
この地域は、アフリカなどからの難民や移民が陸路で西ヨーロッパを目指すルートの1つで、
道に迷わないようにしようと線路沿いを移動して今回のように列車にはねられる事故が後を絶たないということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150425/k10010060551000.html