ソウルの大型ショッピングモールで3月、埼玉県の私立高校のサッカー部員が集団万引した事件で、
学校側が24日、会見し、万引した生徒29人について今後、無期停学以上の処分を行い、
引率したサッカー部監督の教諭(48)を同日付で懲戒解雇したことを明らかにした。
会見したのは同県本庄市の本庄第一高校。吉田秀也校長らによると、万引した生徒は当初22人としたが、
調査の結果、29人だったことが判明。盗品は計78点(約30万円相当)だった。
29人は現在も自宅謹慎中で、本人の意向も確認しながら処分を決める。
監督の懲戒解雇は、3月27日に22人の万引が発覚後、他にも万引した生徒がいたことを
知ったにもかかわらず学校側に報告しなかったことが理由。
もう一人の引率教諭(32)についても「監督の虚偽報告を知りながら報告しなかった」として停職1カ月の処分とした。
サッカー部は関東大会県予選などを出場辞退しており、今後については高体連サッカー専門部などと
相談して決める。また、今後、外部の有識者を加えた再発防止委員会を設置し、改善に取り組むとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00000576-san-soci