全日空機ハイジャック受刑者 「手紙禁止」は違 法 地裁判決
一九九九年の全日空機ハイジャック事件で機長を殺害したとして無期懲役が確定し、
千葉刑務所(千葉市)で服役中の西沢裕司受刑者(44)が、拘禁者支援団体の関係者との
手紙のやりとりを禁じた千葉刑務所長の処分は違法として、国に処分の取り消しを求めた訴訟で、
千葉地裁(広谷章雄裁判長)は二十二日までに訴えを認める判決を言い渡した。二十一日付。
広谷裁判長は判決理由で「受刑者の矯正に障害が生じることが
確実とは言えず、刑務所長の判断に合理性はない」と述べた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150423/CK2015042302000157.html