TPP交渉、コメ・車大詰め 米国含め主食用米10万トン輸入枠
環太平洋連携協定(TPP)交渉の日米閣僚協議は20日、甘利明担当相とフロマン米通商代表が日本のコメ輸入拡大などを集中的に取り上げた。日本は米国産主食用米の輸入を5万トン増やすことを提案し、米国を含めた交渉相手国全体で計10万トン未満の輸入枠新設を検討している。双方の溝は埋まらず21日に入っても協議は続いた。交渉は大詰めを迎えた。
米国が、自動車の関税を撤廃する基準となるTPP域内からの部品調達率を高めに設定するよう要請し、中国など域外からの調達も多い日本は不利になると反発している。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0125559.html