「大統領として働くのは好きじゃない」プーチン氏
「大統領の仕事は全く好きじゃない」。
ロシアのジャーナリストが20日、プーチン大統領が26日放送予定のテレビ番組の
インタビューで語った言葉の一部を明らかにした。ロシア通信が伝えた。
2000年以降、3度も大統領選で勝利し、4年の首相期間を含めて
15年間国のトップに君臨するプーチン氏。
大統領であることにより何を犠牲にしているかを問われ
「全てだ。普通の生活が一切ない。だからいつも私は大統領として働くのは
全く好きじゃないと正直に言っているんだ」と答えたという。
ソ連崩壊後、勢力を拡大して政治に介入していた新興財閥をめぐっては、
大統領就任直後に財閥グループがやって 来て
「あなたが大統領ではないことは分かっているでしょうね。国を動かすのはわれわれだ」
と言われたと明らかにしたという。
これに対しプーチン氏は「じゃあどうなるか見てみましょうか」と応じた。
この後、プーチン氏は新興財閥との闘争に勝ったとされている。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/150420/wor1504200046-n1.html