回収不能の停止ロボ、画像で確認
東京電力は20日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器1階部分をロボットで18、19日に調査した際の画像を公開した。
2日間の調査では、溶融した燃料があるとみられる格納容器地下を今後ロボットで調査する際に、障害となるようなものが1階にないかなどを確認した。
10日に1階を反時計回りに調査した際、金網状の床の段差にはまって停止、回収不能となった1台目のロボットも画像で確認した。
今回の調査では、ロボットを監視するためのカメラが放射線の影響で故障。ロボットを回収する際に正常に動いているか確認できなくなったため、東電は2台目も格納容器内に残すことを決めた。
http://daily.c.yimg.jp/society/science/2015/04/20/Images/07939487.jpg
福島第1原発1号機の原子炉格納容器内部を調査中に走行停止したロボット=18日(国際廃炉研究開発機構提供)
http://www.daily.co.jp/society/science/2015/04/20/0007939448.shtml