和歌山カレー事件に見る、科学鑑定への誤解が冤罪を生む構図
夏祭りの炊き出しのカレーに猛毒のヒ素が混入し、4人の死者と60人以上の怪我人を出した和歌山カレー事件で、
既に死刑が確定している林真須美死刑囚の犯行を裏付ける唯一の物証となっていた科学鑑定の結果に今、重大な疑義が生じている。
これまでこの番組では事件の捜査や裁判の問題点、林真須美氏の死刑判決の物証となった科学鑑定、
いわゆる「中井鑑定」の妥当性の問題などを指摘し、最高裁判決が依拠している科学的な根拠が実は脆弱で、
そもそも鑑定に示されている「異同識別」の結果が読み違えられている可能性があることを指摘してきた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150418-00010005-videonewsv-soci